ベンジャミン・フランクリンさんの残した言葉【アメリカ合衆国建国の父】1706年1月17日~1790年4月17日

「The heart of a fool is in his mouth, but the mouth of a wise man is in his heart.」

(愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある。)


「An investment in knowledge always pays the best interest.」

(知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす。)


「Success has ruined many a man.」

(成功が多くの人をだめにした。)


「Never leave that till tomorrow which you can do today.」

(今日できることを明日に延ばすな。)


「One today is worth two tomorrow.」

(今日という一日は、明日という日の二日分の値打ちがある。)


「Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise.」

(早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。)


「A slip of the foot you may soon recover, but a slip of the tongue you may never get over.」

(足を滑らせてもすぐに回復できるが、口を滑らせた場合は決して乗り越えることはできない。)


「Genius without education is like silver in the mine.」

(教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ。)


「Watch the little things; a small leak will sink a great ship.」

(小さなことでも見落とすな。ほんの少しの水漏れから、大きな船は沈んでしまう。)


「It is a great confidence in a friend to tell him your faults; greater to tell him his.」

(君の失敗を友人に告げること、それが友人を大いに信頼するということだ。友人の失敗を友人につげるより、より偉大な信頼なのだ。)


「The discontented man finds no easy chair.」

(不満を持っている人間には、安楽な椅子は見つからない。)


「He that is good for making excuses is seldom good for anything else.」

(言い訳の上手い男は、他に得意なものがないことが多い。)


「The Constitution only gives people the right to pursue happiness. You have to catch it yourself.」

(憲法が与えてくれるのは幸福を追求する権利だけだ。幸福は自分の力で掴まなくてはならない。)


「If you would not be forgotten as soon as you are dead, either write things worth reading or do things worth writing.」

(死んだとき忘れられたくなかったら、読まれるにたる物を書くか、書かれるにたることをしろ。)


「Having been poor is no shame, but being ashamed of it, is.」

(貧乏であることは恥ずかしいことではない。貧乏を恥ずかしいと思っていることが恥ずかしいことである。)


「There never was a good war or a bad peace.」

(良い戦争や悪い平和なんてあったためしがない。)


「If you would be loved, love and be lovable.」

(愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。)


「An old young man will be a young old man.」

(老いた若者は、若い老人になる。)


「Whatever is begun in anger ends in shame.」

(何であれ、怒りから始まったものは、恥にまみれて終わる。)


「God heals, and the doctor takes the fee.」

(神が病を癒し、医者が料金を取る。)


「Those who desire to give up freedom in order to gain security will not have, nor do they deserve, either one.」

(安全を得るために自由を放棄する者は、そのどちらも得られないし、得るに値しない。)


「困難を予期するな。決して起こらないかも知れぬことに心を悩ますな。常に心に太陽を持て。」


「議論したり反駁したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。しかし、それは空しい勝利だ。相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。」


「相手が不快なことを口走っても嫌がらずに、むしろ積極的にそれを取り上げて、少しでも相手の意見を尊重していることを示すのだ。そうすれば相手もこちらの意見を尊重してくれる。」


「恋のない結婚のあるところには、結婚のない恋が生まれることだろう。」


「絶望はいくつかのものを破壊するが、予想は多くのものを破壊する。」


「虚弱な者にとって、朗らかな顔は上天気と同じくらいうれしいものだ。」


「賢い者は、他人の失敗に学ぶ。愚かな者は、自分の失敗にも学ぼうとしない。」


「蟻ほど上手に説教するものはない。しかも蟻は一言も言うわけではない。」


「敵に秘密を知られたくないなら、味方にももらしてはいけない。」


「自分が努力して名をあげる望みのない者は、人が自分の位置まで落ちるのを喜ぶ。」


「経験というのは、莫大なお金に匹敵する価値がある。ただ、ほとんどの人が、その経験を学びに使わない。」


「相手を説得するために、正論など持ちだしてはいけない。相手にどのような利益があるかを、話すだけでいい。」


「目上に対しては謙虚に、同僚に対しては礼儀正しく、目下には優しくふるまう。これはみんなが心地よく生きるための社会生活のルールである。」


「あまりに寛容な法律はほとんど守られず、あまりに厳格な法律は励行されない。」


「一つひとつの問題の本質を正しく掴め。仕事を分割して適当に時間割りせよ。」


「私には三人の信頼できる友がある。年老いた妻、老いた犬、それに若干の貯金である。」


「借金するのは自由を売ることなり。」


「もし財布の中身を頭につぎこんだら、誰も盗むことはできない。知識への投資がいつの世でも最高の利子を生む。」


「お金を役に立てるということこそ、お金があることの最大の価値である。」


「仕事を追い立てよ。仕事に追い立てられてはならない。」


「我々が生まれつき持った感情のなかで、自負心ほど抑制しがたいものはあるまい。私が完全にこれに打ち勝ったと思うことができるとしても、恐らくは自分の謙嬢を自負するであろうから。」


「勤労は今もなお成功への道であって、このほかに道はない。」


「怠け者はのろのろ歩いて貧乏神に追いつかれる。」


「時間の無駄は人生最大の浪費であるに違いない。失った時間は二度と返ってこないからだ。」


「私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。」


「女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で、彼女を誉めてみることだ。」


「どんな愚かな者でも他人の短所を指摘できる。そして、たいていの愚かな者がそれをやりたがる。他人に対して善を行っているとき、人間は自己に対して最善を行っている。」


「長生きしても人は満足しないかも知れないが、充実した人生には満足する。」


「満足する人だけが、十分に持つ者なのだ。」


「井戸が干上がってはじめて、人は水の価値を理解する。」


「満足しているのは誰か。誰もいない。」


「人類の不幸の大半は、ものごとの価値を計り間違えることによってもたらされる。」


「他人の短所を指摘するのではなく、長所を褒め称えなさい。」


「時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。」


アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。
現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、ハーフダラー銀貨にも1963年まで彼の肖像が使われていた。
勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加という18世紀における近代的人間像を象徴する人物。己を含めて権力の集中を嫌った人間性は、個人崇拝を敬遠するアメリカの国民性を超え、アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられる。『フランクリン自伝』はアメリカのロング・ベストセラーの一つである。

コメント

このブログの人気の投稿

花の慶次の名言

レミー・キルミスターさんの残した言葉【モーターヘッド】1945年12月24日~2015年12月28日