エラ・ウィーラー・ウィルコックスさんの残した言葉【君が笑えば、世界も笑う】1850年11月5日~1919年10月30日

「All love that has not friendship for its base, is like a mansion built upon the sand.」

(友情が土台にない愛は、砂上の楼閣でしかない。)


「With every deed you are sowing a seed, though the harvest you may not see.」

(収穫期を迎えることはないかもしれないが、あなたの一つ一つの行動が種をまいているのです。)


「To sin by silence, when we should protest, Makes cowards out of men.」

(沈黙の罪とは、抗議すべきときに黙り込む卑怯者を生み出すことである。)


「この世には二種類の人間がいる。努力する人と人の努力にたよる人。」


「Laugh, and the world laughs with you; Weep, and you weep alone.」

(君が笑えば、世界は君とともに笑う。君が泣けば、君は一人きりで泣くのだ。)


「年齢なんか単なる思い込み。こちらが無視してしまえば、あちらだって無視してくれる。」


「幸せだって言いなさい。信念があって健康で、元気いっぱいだと言いなさい。そうすれば神様はあなたの声をきいて、その通りにしてくださるでしょう。」


「Whatever comes, This too shall pass away.」

(来るものは何でも、必ず去っていく。)


「It is easy enough to be pleasant, When life flows along like a song; But the man worth while is the one who will smile when everything goes dead wrong.」

(人生が歌のように流れているときに楽しい気分になるのはたやすい。だが、立派な男とは八方ふさがりのときでも笑える男だ。)


「A weed is but an unloved flower.」

(雑草とは、ただ人に愛されていない花。)


「Love lights more fires than hate extinguishes, and men grow better as the world grows old.」

(愛は憎しみに消されるよりも多くの火をともすのです。世界が成熟するにつれて人間は立派になるのです。)


「One ship drives east and another drives west with the selfsame winds that blow. It’s the set of the sails and not the gales that tell us the way to go. As we voyage along through life, It’s the set of a soul that decides its goal, and not the calm or the strife.」

(吹いている風がまったく同じでも、ある船は東へ行き、ある船は西へ行く。進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。人生の航海でその行く末を決めるのは、なぎでもなければ、嵐でもない、心の持ち方である。)


「はじめから終わりまで険しい道はありません。」


「ひとつひとつの悲しみには意味がある。時には、思いもよらない意味がある。どんな悲しみであろうと、それは、このうえなく大切なもの。太陽がいつも朝を連れてくるように、それは確かなことなのですよ。」


「心は、過去の悲しみから脱皮するもの。」


「これ以上ないくらい非情な炎も、自分の強さを照らし出してくれる灯になるのです。」


「思想はひとつの生命体。羽根が生え、呼吸している。われわれはそれを世に送り出す。結果は、良いときも、悪いこともある。」


「他人のためになけなしの財産を投げ出せる女は、貧乏なんて怖くない。」


「後になって償えないこと、克服できないこと、乗り越えることができないことは存在しない。」


「自分の思いやりや善への希望が、この地上で奮闘する魂が高みにのぼる助けになると信じなさい。」


アメリカ合衆国の著作家、詩人である。その最もよく知られた作品は『Poems of Passion』である。不朽の名作と言えば、「貴方が笑えば、世界は貴方と共に笑う。貴方が泣くとき、貴方は一人で泣く。」という節がある『Solitude』である。
文学的な詩人というよりも人気のある詩人であるウィリコックスの詩は、平明な文章で韻を踏ませ、快活で楽観的な感情を表現している。その世界観はその詩「何であっても、それが最善」という題に表れており、18世紀の詩人アレキサンダー・ポープの「何であっても、それが正しい」を写したことを示唆している。

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