アンディ・ウォーホルさんの残した言葉【ポップ・アートの巨匠】1928年8月6日~1987年2月22日

「I’ve never met a person I couldn’t call a beauty.」

(美しくない人なんて、僕は出会ったことがない。)


「I don’t see anything wrong with being alone, it feels great to me.」

(孤立することが悪いなんてちっとも思わない。僕にとっては最高の気分さ。)


「I’m afraid that if you look at a thing long enough, it loses all of its meaning.」

(物事を見すぎることで、それが持つ意味がまったく見えなくなることを僕は怖れる。)


「Think rich, look poor.」

(考えは豊かに、見た目は貧しく。)


「They always say that time changes things, but you actually have to change them yourself.」

(時が物事を変えるって人はいうけど、実際は自分で変えなくちゃいけないんだ。)


「In the future everyone will be world-famous for 15 minutes.」

(誰もが15分間なら有名人になれる。いずれそんな時代が来るだろう。)


「Isn’t life a series of images that change as they repeat themselves?」

(人生って、繰り返し見る度に変化していく映像のようなものだ。そうだろう?)


「Don’t pay any attention to what they write about you. Just measure it in inches.」

(自分について何か書かれていても、その内容は気にしちゃいけない。大事なのは、どのくらいのスペースが割かれているかだ。)


「それはあまりたいした問題じゃない。私はいつもこの「それはたいした問題じゃない」という哲学を持ってきた。」


「I like boring things.」

(退屈なことが好きなんだ。)


「If you want to know all about Andy Warhol, just look at the surface of my paintings and films and me, and there I am. There’s nothing behind it.」

(もしアンディー・ウォーホルのすべてを知りたいのならば、私の絵と映画と私の表面だけを見てくれれば、そこに私はいます。裏側には何もありません。)


「Being good in business is the most fascinating kind of art.」

(好調なビジネスは、何よりも魅力的な芸術だ。)


「I never think that people die. They just go to department stores.」

(人が死ぬなんて思えない。ちょっとデパートに行くだけだ。)


「Making money is art and working is art and good business is the best art of all.」

(お金を稼ぐことはアートだ。働くこともアートだ。ビジネスで成功することが最高のアートだ。)


「It’s the place where my prediction from the sixties finally came true: “In the future everyone will be famous for fifteen minutes.” I’m bored with that line. I never use it anymore. My new line is, “In fifteen minutes everybody will be famous.”」

(「誰もが15分間なら有名人になれる。いずれそんな時代が来るだろう」僕は60年代にそう予言したけど、それはすでに現実になった。僕はもう、この言葉には飽き飽きしているんだ。もう二度と言わない。これからはこう言う。「誰もが15分以内に有名人になれる、そんな時代が来るだろう」。)


アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手。銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト。本名はアンドリュー・ウォーホラ。

派手な色彩で同じ図版を大量に生産できるシルクスクリーンの技法を用い、スターのイメージや商品、ドル記号など、アメリカ社会に流布する軽薄なシンボルを作品化した。古典芸術やモダニズムなどとは異なり、その絵柄は豊かなアメリカ社会を体現する明快なポップアート、商業絵画としても人気を博した。しかし、そこにはアメリカの資本主義や大衆文化のもつ大量消費、非人間性、陳腐さ、空虚さが表現されていると見ることもできる。普遍性を求めた彼の作品は、彼自身や大衆が日々接している資本主義やマス・メディアとも関連しており、また事故や死のイメージも描かれた。

彼は自身について聞かれた際、「僕を知りたければ作品の表面だけを見てください。裏側には何もありません」と、徹底し「芸術家の内面」をなくし表面的であろうと努めた。彼は有名なものへの愛情を隠さず、スターや政治家や事故、流行品をしばしば画題に取り上げ、それが有名で皆も自分も大好きだからだと理由を述べた。また彼自身がアメリカの有名人物になってからも、ペースを乱すことなく有名人を演じ、作品を制作し続けることを理想とした。

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