マージョリー・キナン・ローリングスさんの残した言葉【子鹿物語】1896年8月8日~1953年12月14日

「It is more important to live the life one wishes to live, and to go down with it if necessary, quite contentedly, than to live more profitably but less happily.」

(大切なのは自分が望んだように生きること。そして、それを続けること。お金があっても不幸な人生をおくるより、ずっと満足できるはず。)


「A woman has got to love a bad man once or twice in her life, to be thankful for a good one.」

(女は、人生で一度や二度は、ワルい男を愛してしまうの。でもだからこそ、イイ男に出会ったとき、感謝する気持ちになれるのよ。)


「I do not understand how anyone can live without some small place of enchantment to turn to.」

(心のよりどころになる小さな魔法の場所がなければ、生きてはいけないわ。)


「We cannot live without the earth or apart from it, and something is shrivelled in a man’s heart when he turns away from it and concerns himself only with the affairs of men.」

(わたしたちは地球なしで、あるいはそれから離れて生きることはできません。地球から目を背け、人間のことだけに気をもむようになったとき、人の心の中で何かがしぼんでしまうのです。)


「Now he understood. This was death. Death was a silence that gave back no answer.」

(今、彼は理解した。これが死なのだ。死とは応答のない静寂であった。)


「“Good” is what helps us or at least does not hinder. “Evil” is whatever harms us or interferes with us, according to our own selfish standards.」

(「良い」とは、わたしたちを助けるもの、あるいは少なくとも邪魔しないものです。 「悪」は、われわれの利己的な基準に照らして、わたしたちに危害を加えたり、干渉したりするものをいいます。)


「Writing is agony for me. I work at it eight hours every day, hoping to get six pages, but I am satisfied with three.」

(わたしにとって執筆はとても苦痛なのです。毎日8時間をかけて、6ページ分を書きたいと思っていますが、3ページでも満足しています。)


「We need above all, I think, a certain remoteness from urban confusion.」

(わたしたちはとりわけ、都市の混乱からいくらか離れる必要があると思う。)


「No man should have proprietary rights over land who does not use that land wisely and lovingly.」

(賢く、そして愛情を込めて土地を利用しない人間は、その土地の所有権を持つべきではない。)


「The individual man is transitory, but the pulse of life and of growth goes on after he is gone, buried under a wreath of magnolia leaves.」

(ひとりの人間ははかない。しかし、生命と成長の脈動は、モクレンの葉の花輪の下に彼が埋葬された後も続く。)


「The serving of good food is the one certain way of pleasing everybody.」

(おいしい食事、これがみんなを喜ばす秘訣ね。)


アメリカの作家。
1896年、ワシントンD.C.に生まれる。大学卒業後、作家を志してニューヨークに移り住み結婚。1928年にフロリダ州奥地クロスクリークに74エーカーの土地を購入し移り住み、以後、自然とそこで暮らす人々を題材とした作品を発表する。1933年、オー・ヘンリー賞受賞。1938年、『子鹿物語』を発表。1939年、ピューリッツァー賞を受賞。1953年、脳出血で死去。

コメント

このブログの人気の投稿

花の慶次の名言

レミー・キルミスターさんの残した言葉【モーターヘッド】1945年12月24日~2015年12月28日