アルフレッド・ヒッチコックさんの残した言葉【サスペンス映画の神様】1899年8月13日~1980年4月29日

「If I won’t be myself, who will?」

(もしわたしが自分らしくならなければ、いったい誰が?)


「Always make the audience suffer as much as possible.」

(常に観客をできるだけ苦しませなさい。)


「The length of a film should be directly related to the endurance of the human bladder.」

(映画の長さは、ひとの膀胱がどれだけ我慢できるかということに直結させるべきだ。)


「For me, the cinema is not a slice of life, but a piece of cake.」

(わたしにとって映画とは、人生の一片を描写するようなものではなく、一切れのケーキをペロリと食べるように苦もなくできることなんだ。)


「In feature films the director is God; in documentary films God is the director.」

(長編映画では監督が神であり、ドキュメンタリー映画では神が監督だ。)


「Revenge is sweet and not fattening.」

(復讐は甘いがふとらない。)


「Drama is life with the dull bits cut out.」

(ドラマとは、退屈な部分がカットされた人生である。)


「Television is like the American toaster, you push the button and the same thing pops up every time.」

(テレビはアメリカのトースターのようなものだ。ボタンを押すと毎回同じものが飛び出してくる。)


「Self-plagiarism is style.」

(自己盗用はスタイルだ。)


「I am a typed director. If I made Cinderella, the audience would immediately be looking for a body in the coach.」

(わたしは型にはめられた映画監督だ。もしわたしが『シンデレラ』を撮れば、観客はすぐに馬車の中に死体を探すだろう。)


「Puns are the highest form of literature.」

(駄洒落は最も高度な文学である。)


「Ideas come from everything.」

(アイデアはあらゆることから生まれる。)


「Give them pleasure – the same pleasure they have when they wake up from a nightmare.」

(喜びを与えなさい。悪夢から目覚めたときに感じるような喜びを。)


「Luck is everything… My good luck in life was to be a really frightened person. I’m fortunate to be a coward, to have a low threshold of fear, because a hero couldn’t make a good suspense film.」

(運がすべてさ。わたしの人生における幸運は臆病者だったことだ。恐怖に対してすごく臆病だったのは運が良かったよ。だってヒーローは優れたサスペンス映画を作れないからね。)


「There is nothing quite so good as burial at sea. It is simple, tidy, and not very incriminating.」

(水葬ほど素晴らしいものはない。シンプルで整然として、あまり罪なことでもない。)


「If it’s a good movie, the sound could go off and the audience would still have a perfectly clear idea of what was going on.」

(良い映画なら、音を消しても観衆は何が起こっているかはっきりと思い描くことが出来るだろう。)


「I have a feeling that inside you somewhere, there’s somebody nobody knows about.」

(あなたの中のどこかに誰も知らない人物がいるとわたしは感じる。)


イギリスの映画監督、映画プロデューサー。1939年からはおもにアメリカで活躍した。スリラー映画で成功し、製作・脚本も手がけた。また、自身の映画に頻繁にカメオ出演することでも、知られている。サスペンス映画の神様とも称される。

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