ジャン=ポール・サルトルさんの残した言葉【ノーベル賞を拒否した哲学者】1905年6月21日~1980年4月15日

「人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。」


「ひとは各々の道を創り出さなくてはいけない。」


「もっといい時代はあるかもしれないが、これは我々の時代なのだ。我々はこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである。」


「成功とは品性と知性の証拠であり、また、神聖な保護を受けた証拠である。」


「Man is not the sum of what he has already, but rather the sum of what he does not yet have, of what he could have.」

(人間は現在もっているものの総和ではなく、彼がまだもっていないもの、これからもちうるものの合計である。)


「青春とは実に奇妙なものだ。外を見ると赤く輝いているが、内から見ても何も感じられない。」


「人間は状況によってつくられる。」


「Hell is other people.」

(地獄とは他人のことだ。)


「When the rich wage war, it’s the poor who die.」

(金持ちが戦争を起こし、貧乏人が死ぬ。)


「まず第一に理解しなければならないことは、自分が理解していないということである。」


「Everything has been figured out, except how to live.」

(すべての答えは出ている。どう生きるかということを除いて。)


「批評家とは、他人の思想について思考する人間である。」


「嘘とは私がつくったものではなく、階級に分かれた社会に生まれたものである。だから、私は生まれながら嘘を相続している。」


「自由とは、自由であるべく、不自由になることである。」


「人間は自らの行動の中で、自らを定義する。」


「Che was the most complete human being of our age.」

(チェ・ゲバラは20世紀で最も完璧な人間だ。)


「悲しむことはない。いまの状態で何ができるかを考えて、ベストを尽くすことだ。」


「人間は、時には自由であったり時には奴隷であったりすることはできないであろう。人間は常に全面的に自由であるか、あるいは常に全面的に自由でないか、そのいずれかである。」


「人間の運命は人間の手中にある。」


「われわれの自由とは、今日、自由になるために戦う自由な選択以外のなにものでもない。」


「現代の資本主義社会には生活はない。あるものはただ宿命だけだ。」


「過ぎ去る時間とは失われた時間であり、怠惰と無気力の時間であり、いくたびも誓いを立てても守らない時間であり、しばしば引越しをし、絶えず金の工面に奔走する時間である。」


「インテリというのは真の革命家ではない。暗殺者になるくらいが関の山だ。」


「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない。」


「Man is condemned to be free; because once thrown into the world, he is responsible for everything he does.」

(人は自由であることを運命づけられている。なぜなら、いったんこの世に投げ込まれると、人は自分の行動のすべてに責任を負わなければならないからだ。)


「一人ひとりの人間が究極の絶対的な自由を持っている。」


「生きることと書くことを、作家は一つにすべきだ。」


「Words are loaded pistols.」

(言葉とは、弾丸が装填されたピストルである。)


「Commitment is an act, not a word.」

(約束とは言葉ではない。行動なのだ。)


フランスの哲学者、小説家、劇作家。内縁の妻はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。右目に強度の斜視があり、1973年にはそれまで読み書きに使っていた左目を失明した。自分の意志でノーベル賞を拒否した最初の人物である。

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