パブロ・ピカソさんの残した言葉【20世紀最大の芸術家】1881年10月25日~1973年4月8日
「I do not seek, I find.」
(私は捜し求めない。見出すのだ。)
「He can who thinks he can, and he can’t who thinks he can’t. This is an inexorable, indisputable law.」
(できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。)
「Every child is an artist. The problem is how to remain an artist once he grows up.」
(子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。)
「My mother said to me, ‘If you are a soldier, you will become a general. If you are a monk, you will become the Pope.’ Instead, I was a painter, and became Picasso.」
(昔、母は私にこう言った。お前が軍人になれば、将軍となるでしょう。修道士になれば、法王となるでしょう。そして私は画家となり、ピカソとなった。)
「Art is the lie that enables us to realize the truth.」
(芸術とは、われわれに真実を悟らせてくれる嘘である。)
「Everything you can imagine is real.」
(想像できることは、すべて現実なのだ。)
「Art washes away from the soul the dust of everyday life.」
(芸術は日々の生活のほこりを、魂から洗い流してくれる。)
「I am always doing that which I can not do, in order that I may learn how to do it.」
(私はいつも自分のできないことをしている。そうすればそのやり方を学べるからだ。)
「Some painters transform the sun into a yellow spot; others transform a yellow spot into the sun.」
(太陽を黄色い点に変えてしまう絵描きもいれば、黄色い点を太陽へと変えられる絵描きもいる。)
「Good artists copy, great artists steal.」
(優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む。)
「Love is the greatest refreshment in life.」
(人生で最もすばらしい癒し、それが愛なのだ。)
「Computers are useless. They can only give you answers.」
(コンピューターなんて役に立たない。だって、答を出すだけなんだから。)
「I paint objects as I think them, not as I see them.」
(私は対象を見たままにではなく、私が思うように描くのだ。)
「Everything is a miracle. It is a miracle that one does not melt in one’s bath.」
(すべては奇跡だ。例えば、お風呂に入ったとき、あなたがお湯に溶けてしまわないことだって。)
「Accidents, try to change them – it’s impossible. The accidental reveals man.」
(アクシデントが起きると、人はそれを変えようとするが、人には変えることが出来ない。アクシデントが人の内面を明らかにするだけだ。)
「People want to find a meaning in everything and everyone. That’s the disease of our age.」
(人はあらゆる物や人に意味を見出そうとする。これは我々の時代にはびこる病気だ。)
「Everything exists in limited quantity – especially happiness.」
(すべてのものは、かぎられた量しかない。とくに幸福は。)
「Every act of creation is first an act of destruction.」
(いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ。)
「Only put off until tomorrow what you are willing to die having left undone.」
(明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけだ。)
「Work is a necessity for man. Man invented the alarm clock.」
(仕事は人間に必要だ。だから人は目覚まし時計を発明した。)
「Art is not made to decorate rooms. It is an offensive weapon in the defense against the enemy.」
(芸術作品は、部屋を飾るためにあるのではない。敵との闘争における武器なのだ。)
「I’d like to live as a poor man with lots of money.」
(私は大金を持った貧乏人のように暮らしたい。)
「It takes a long time to grow young.」
(若くなるには、時間がかかる。)
「女の顔はキャンバスだ。毎日女は少しだけ若い自画像をそこに描いている。」
「何か新しいものを作るとき、それを作るのは実に複雑だから、作品はどうしても醜くなってしまうのだ。」
「大切なことは、熱狂的状況をつくり出すことだ。」
「ひらめきは、自分で呼び込めるものではない。わたしにできるのは、ひらめきを形にすることだけだ。」
「芸術は悲しみと苦しみから生まれる。わたしは立ち止まりはしない。」
「絵を描くのは美的活動ではない。この敵意に満ちた奇妙な世界と我々の間を取り次ぐ、一種の魔術なのだ。」
「回教徒が寺院に入るとき靴を脱ぐように、私は仕事中、ドアの外に肉体を置いてくる。」
「芸術家を何とお思いか。画家なら目、音楽家なら耳、詩人であれば心に抒情、ボクサーなら筋肉のほかに何も持たない愚か者とでもお思いか。それはとんでもない勘違い。芸術家はそれだけでなく、政治的な存在でもあり、世の中の悲しみ、情熱、あるいは歓びにもつねに関心を抱き、ただその印象に沿って自らを形作っている。」
「絵の玄人なんていうものは、絵描きに対してロクなアドバイスをしない。」
「芸術家の資格は、智慧と注意と誠実と意志のみである。」
「誰もが芸術を理解しようとする。ならば、なぜ鳥の声を理解しようとはしないのか。人が、夜や花を、そして自分を取り巻く全てのものを、理解しようとしないで愛せるのはなぜだろうか。なぜか芸術に限って、人は理解したがるのだ。」
「わたしの健康を祝して乾杯してくれ!」
「『それにしてもあの絵は全然彼女に似ていないな』『なに、彼女の方でだんだん絵に似てくるさ』」
「画家は、労働者が働くように勉強しなければならない。」
「私の創造の源泉は、私が愛する人々である。」
「他人を模写するのは必要なことである。しかし、自分を模写するのは哀れなものだ。」
「冒険こそが、わたしの存在理由である。」
「自分には過去も未来もない。ただ現在に生きようが為に絵を描くのである。」
「今は、もう感動はない。だから、感想が湧くのである。感動には、叫びはあるだろうが、言葉はない。」
「ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ。」
スペインのマラガに生まれ、フランスで制作活動をした画家。 ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られる。生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。
ピカソの本名は、聖人や縁者の名前を並べた長いもので、出生証明書によると、「Pablo Diego José Francisco de Paula Juan Nepomuceno Cipriano de la Santísima Trinidad Ruiz Picasso(パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・チプリアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・ピカソ)」である。
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