一休宗純さんの残した辞世の句【一休さん】1394年2月1日~1481年12月12日

「濛々淡々として六十年 末期の糞をさらして梵天に捧ぐ 借用申す昨日昨日 返済申す今日今日 借りおきし五つのもの(地水火風空)を 四つ(地水火風)返し 本来空に、いまぞもとづく」

(ぼんやりと、また、こだわらずに生きた60年だが、昨日借りたらものを、今日返すように人生はあっという間である。借りたものを返して、今、空へ帰る。)

(辞世の句)


室町時代の臨済宗大徳寺派の僧、詩人。説話のモデルとしても知られる。

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