葛飾北斎さんの残した辞世の句【富嶽三十六景】1760年10月31日~1849年5月10日


「ひと魂で ゆく気散しや 夏の原」

(人魂になって夏の野原にでも気晴らしに出かけようか)

(辞世の句)


江戸時代後期の浮世絵師。化政文化を代表する一人。
代表作に『富嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家である。森羅万象を描き、生涯に3万点を超える作品を発表した。若い時から意欲的であり、版画のほか、肉筆浮世絵にも傑出していた。しかし、北斎の絵師としての地位は「富嶽三十六景」の発表により、不動のものとなっただけでなく、風景画にも新生面を開いた。

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