プラトンさんの残した言葉【西洋哲学の祖】紀元前427年~紀元前347年

「Love is a serious mental disease.」

(愛は重度の精神疾患である。)


「The eyes which are the windows of the soul.」

(目は心の窓である。)


「Wise men speak because they have something to say; Fools because they have to say something.」

(賢者は、話すべきことがあるから口を開く。愚者は、話さずにはいられないから口を開く。)


「The first and best victory is to conquer self.」

(自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。)


「Be kind, for everyone you meet is fighting a harder battle.」

(親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。)


「The beginning is the most important part of the work.」

(はじまりは労働の最も重要な部分である。)


「The madness of love is the greatest of heaven’s blessings.」

(恋という狂気こそは、まさにこよなき幸いのために神々から授けられる。)


「There are three classes of men; lovers of wisdom, lovers of honor, and lovers of gain.」

(人間の最も基本的な分類として、「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。)


「Rhythm and harmony find their way into the inward places of the soul.」

(リズムとハーモニーは、魂のもっとも深いところに至る道を持っている。)


「Nothing in the affairs of men is worthy of great anxiety.」

(人間のことは何にてあれ、大いなる心労に値せず。)


「Science is nothing but perception.」

(科学は、知覚以外の何物でもなし。)


「Do not train a child to learn by force or harshness; but direct them to it by what amuses their minds, so that you may be better able to discover with accuracy the peculiar bent of the genius of each.」

(少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。彼の興味を利用して指導せよ。そうすれば自分の能力がどこに向いているか、少年自身で見出しやすくなる。)


「Music gives a soul to the universe, wings to the mind, flight to the imagination and life to everything.」

(音楽は、世界に魂を与え、精神に翼をあたえる。そして想像力に高揚を授け、あらゆるものに生命をさずける。)


「At the touch of love, everyone becomes a poet.」

(愛に触れると誰でも詩人になる。)


「Only the dead have seen the end of war.」

(ただ死者のみが戦争の終わりを見たのである。)


「老齢は明らかに迅速なり。われらに必要以上に迅速に切迫す。」


「偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。」


「いかに知識を身につけたとしても全知全能になることなどはできないが、勉強しない人々とは天地ほどの開きができる。」


「我々は、自らが熟考しているものになる。」


「二度子供になるは老人のみならず、酔っぱらいもしかり。」


「真理は、子供の口から出る。」


「何年もたち、時が流れ、君の意見の多くがその逆になることもあるのだよ。」


「子供と動物はずいぶんよく似ています。どちらも自然に近いのです。でも子供が狡猾な猿よりも良く理解する事が一つあります。それは偉人の立派な行為のことです。」


「あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。」


「嫉妬深い人間は、自ら真実の徳をめざして努力するよりも、人を中傷するのが、相手を凌駕する道だと考える。」


「恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。」


「正義とは、強者の利益にほかならず。」


「だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようとである。」


「正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。」


「徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである。」


「哲学は、最高の文芸なり。」


「哲学というものは、たしかに結構なものだよ。ひとが若い年頃に、ほどよくそれに触れておくぶんにはね。しかし、必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。」


「驚きは、知ることの始まりである。」


「魂には眼がある。それによってのみ真理を見ることができる。」


「無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。」


「徳は一種の健康であり、美であり、魂のよいあり方なり。それに反し、悪徳は病気であり、醜であり、弱さなり。」


「思慮を持ち正義をかざしてその生涯を送らなければ、何者も決して幸福にはなれないだろう。」


「時は、未来永劫の幻影なり。」


「破廉恥に対する羞恥心も、美を求める努力も、ともに欠けているようでは、国家にしろ個人にしろ、偉大な美しい行為を果たすことはできない。」


「哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就すること他ならず。」


古代ギリシアの哲学者である。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。 プラトンの思想は西洋哲学の主要な源流であり、哲学者ホワイトヘッドは「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」という趣旨のことを述べた。『ソクラテスの弁明』や『国家』等の著作で知られる。

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