J・K・ローリングさんの残した言葉【ハリー・ポッター】1965年7月31日~


「It is our choices, that show what we truly are, far more than our abilities.」

(自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということ。)


「As is a tale, so is life: not how long it is, but how good it is, is what matters.」

(物語もそうであるように、人生にも同じことが言える。重要なことはどれだけ長い人生かではなく、どのくらい良い人生かである。)


「We do not need magic to change the world, we carry all the power we need inside ourselves already: we have the power to imagine better.」

(世界を変えるのに魔法は必要ない。必要な全てのパワーはすでに私たちの中に備わっている。私たちには想像力がある。)


「Life is difficult, and complicated, and beyond anyone’s total control, and the humility to know that will enable you to survive its vicissitudes.」

(人生は困難で複雑、そして誰にもコントロールできない。そのことを理解する謙虚さがあれば、あなたは変動の中で生き残ることができる。)


「Whatever money you might have, self-worth really lies in finding out what you do best.」

(どんなにお金があっても、自尊心こそがあなたのするべき最善のことを見つける中に存在する。)


「But you know, happiness can be found even in the darkest of times, if one only remembers to turn on the light.」

(でもわかるでしょう、幸せは一番苦しい時でさえ見つけることが出来る。もし明かりを灯すことを覚えてさえいればね。)


「It is our choices, Harry, that show what we truly are, far more than our abilities.」

(ハリー、私たちが本当は何者なのかを示すのは、私たちの能力ではなく私たちの選択なの。)


「It takes a great deal of bravery to stand up to our enemies, but just as much to stand up to our friends.」

(敵に立ち向かうのはものすごく勇気がいるもの。でも、友達に立ち向かうのもそれと同じくらい勇気がいる。)


「We’ve all got both light and dark inside us. What matters is the part we choose to act on. That’s who we really are.」

(私たちはみんな、心の中に良い部分と悪い部分の両方をもつ。重要なのは、自分が従うことを選んだ部分がどこかである。それこそが、本当の私たちである。)


「Understanding is the first step to acceptance, and only with acceptance can there be recovery.」

(理解することは受け入れるための第一歩。そして受け入れることでしか、回復することはできない。)


「Sometimes, you have to stop trying to force it, walk away and let your subconscious show you the way. Fill up on life for a while.」

(時には無理に何かしようとするのをやめなければならない。そのことから離れて、潜在意識にあなたを導かせるの。しばらく人生を満たしてあげる。)


「The world is full of wonderful things you haven’t seen yet. Don’t ever give up on the chance of seeing them.」

(この世の中は、まだあなたが見たことない素晴らしいことで溢れている。それらを見るチャンスを決して諦めないで。)


「Failure is so important. We speak about success all the time. It is the ability to resist failure or use failure that often leads to greater success.」

(失敗はとても重要。私たちはいつも成功について話す。失敗を拒むのも、大きな成功に導く失敗をばねにするのも能力です。)


「Imagination is the foundation of all invention and innovation.」

(想像力は、全ての発明と革新の基盤です。)


「人生は短すぎる。だから楽しいこと、いいこと、する価値のあることだけをしたい」


「誰かが耳を傾けようとしない限り、どんなストーリーも命を宿しません」


「失敗が、他の方法では決して学べない、私自身について教えてくれました」


「悲しみとは、決して悪いものではありません。泣いたり感じたりしてもいいのです」


「愛は、何よりも強いものなのです」


「有名になったことで、本当に面倒なことがいろいろ起こりました。本のプロモーションをしないといけないプレッシャーと、第四巻を完成させなければならないという読者からの──そして私自身からの──プレッシャーの狭間で、大変な思いをしました。こんな思いをしてまで続ける値うちがあるのだろうかとまっ暗な気持ちで数週間を過ごしたこともありました。」


「度胸さえあれば不可能などありません。」


「私自身は変わっていないと思いますが、他の人が「イヤなやつになった」と思っているかもしれませんね。以前と変わったのは、パブリシティで忙しくて、書く時間が少なくなった事でしょうか。でも私の人生で一番大事なものは娘のジェシカだし、次にハリー・ポッターを最後まで書き終えること。これはまったく変わっていません。」


「ずうずうしくなれれば、何だって出来るのよ。」


「どん底が人生をやり直す強固な基盤となった。」


「死というのは、ただ人生の次に起こる大冒険にすぎないの。」


「貧しさは、不安やストレス時には鬱をもたらします。恥ずかしい思いや困難にも数多く直面するでしょう。でも自分がプライドを持てるなにかを糧にそれを自力で乗り越えていくことが大事だと思います。貧しさをなにかロマンティックなことのように思い込んでいる人もいるようですが……。」


「真実。それは美しく、そして恐ろしいものです。ですから非常な注意を持って扱われなければなりません。」


「一部のファンは激怒するかもしれないが、正直に言うと、距離を置いてみてそれが見えるようになった。その選択は私が非常に個人的な理由から行ったものであって、真実味を根拠としていない。私のこの発言で心を痛める人がいませんように。」


「文学とはほとんど無縁の理由で、そして私が最初に思い描いた筋書きへの執着とはさらに程遠い理由で、ハーマイオニーはロンと結ばれた。」


「大人向けの作品のアイディアもあるの。でも時々、全部書き終える前に死んじゃうんじゃないかって、心配になる時がある。これって私の中年の危機ね。」


「私としては満足しています。1度6巻を読めばそれは明らかでしょう。つまり、そうなの。そうなってるわよね?私達は知っています。そう、私達は今それがだと知っています。わたしは大量のヒントをばらまいてきたと思います。」


「全ての人々の問題を解決しなければならない気分になった。要求の津波に飲まれたようなものよ。どうすれば良いかわからなかった。」


「私には著名人の知り合いなんていなかったわ。『私はどうすれば良いの?』と相談できる人なんて誰も知らなかったから、本当に方向感覚を失ってしまった。」


「ハリーが孤児なのは、親の干渉や束縛から解放された状態で、自分の力でどう成長していくかを描きたかった。」


「7巻より前に彼を殺そうと思った事はありません。私の計画は7冊の本を書く事でしたから。それが私のやりたかった事です。私は7巻目で終わりにしたいのです。」


「私たちが話しているのは、純粋な悪なんですよ!だから彼らは、エキストラは目標にしませんよね?彼らはメイン・キャラクターを直接攻撃します……私ならそうします。」


「作家は誰でも映画化と聞くとジレンマに陥ります。一方では銀幕に自分のストーリーが展開するのはワクワクします。とくにクィディッチという魔法界人気ナンバーワンのスポーツを映画で見てみたい。でも一方では自分のイメージが崩されるのが怖いですね。本を読んで得たイメージと映像のイメージとのギャップをどう埋めるか。」


「一番好きな作家はジェーン・オーステインです。児童書ではC・S・ルイスを尊敬しています。」


「優等生でおせっかいのハーマイオニーは私の十一歳の頃の姿です。私っていやな子だったわ。」


「ポルトガルから戻ってきたときはトランク一杯にハリー・ポッターの資料がつまっていましたから。」


「自分が楽しめる本を書いたのだから、同じように楽しんでくれる人がいるとは思っていました。でも、代理人のクリストファーには児童書で食べていくのは難しいと忠告されましたし、これほど人気が出るとは思っていませんでした。」


「出版されたときは、子どもが生まれたときの次くらいにうれしかった。」


「あからさまな憎しみより、無関心や無頓着のほうが、往々にしてより大きな打撃を与えるものです。」


「無関心や無視はたいていの場合徹底的な嫌悪よりも多くのダメージを与えます。」


「本は鏡のようなものです。愚か者が見ても天才の姿を見ることはできません。」


「幸福は暗闇の中でさえ見つけることができます。」


「人生において情熱ほど、大切なものはないの。」


「ハーマイオニーとロンとの関係は、私の願望を満足させるために書きました。」


「子供のために書いたつもりはない。自分自身が楽しいと思う物語を書いた。」


「私自身の立場は明確にはしません……私が何より嫌いなのは、悪意に満ちたメールです。」


「アガサ・クリスティはポアロでそれをやったでしょ?彼女は自分自身で彼を終わらせたかったんです。」


「自分が書いたものではない、いわゆる『続編』が作られないように、主人公を殺してしまう作者の気持ちはとてもよく理解できます。そうすれば、私と一緒に話が終わるのです。そして、私が死んだ後に、主人公を復活させる事はできなくなるでしょう。」


「少年時代と青春時代の毎年、彼は魔法世界を救ってきました。そして誰も彼を信じなかった。彼は……彼は世界を救うことに全ての人生を費やし、次の学年が始まると学校に戻っていじめにあうのです。彼はハリー・ポッターで、彼は学校全体を守った。そして誰もが、彼はちょっと迷惑な存在だと思っているのです。」


「無関心と放置はしばしば嫌い、ってことより人を傷つける。」


「どんな有名人でも必ず何か問題を抱えている。でも、私はとびきり幸運な人間だということもわかっている。自分が何よりも好きなことをしているのですから。」


「ああ、音楽・・・ここで行う全ての魔法を超越した魔法だ。」


「暗くて辛い時がそのうちやって来る。その時我々は正しい事と楽な事のうち、どちらかを選ばなければならない。」


「もちろん大きな出版社を知らないわけではありません。でも、私もイギリスで小さな出版社から本を出して、それがこんなに成功したという経験が頭にあったし、代理人からこんなに情熱的に、私の本を出版したがっているところはない、と聞いて、情熱に勝るものはない、と判断したのです。」


「まず、好きになってほしい、楽しんでほしい、笑ってほしい。ところどころ怖がってほしい。登場人物と同じ気持ちになって、その人たちのジレンマを自分のことのように感じてほしいと思います。」


「読書は、著者と読者の一対一の個人的なふれあいの中で、豊かな想像力の世界が広がります。私が何よりも嬉しいのは、子どちたちがコンピュータ・ゲームを打ち捨てて本を読みふけっているという知らせです。私もコンピュータ・ゲームは好きですよ。でも読書というのは他で代替できない経験です。」


「自分がどこに行こうとしているのか忘れないように、最後の章を最初に書きました。あとは魔法学校の七年間の長い物語を、読者が読みやすいように七回に分けて出版するつもりです二年に一冊のぺースで。」


「北国とは限らないけれど、心のやさしい、おおらかな人柄を表す言葉づかいです。」


「私は、罪のない、リズム感のある言葉を選びました。だからそのように訳して下さればいいと思います。翻訳って大変なことですね。私の本がこんなに翻訳されると知っていたら……。」


「大学では古典とフランス語を専攻しました。私の本は二十九カ国語に翻訳されていますが、ギリシャ語に訳された時は興奮しました。日本語のようにエキゾチックな言葉になるのもとても楽しみです。」


「私自身が、書いているとき、目の前に情景が浮かぶんです。ハリーのイメージが最初に思い浮かんだときもそうでした。不思議なことに、いつも紙とぺンを持っているのに、そのときだけは持っていなかったのです。」


「『賢者の石』を書いているときは、公園で乳母車を押して、子どもが眠るとカフェに駆け込み、寝ている間の二、三時間に書きつづけました。夜は子どもが寝てからの数時間を執筆にあてました。今書かなければ、一生書けないと思ったのです。」


「あるフランスの作家が、作家と母親業は両立しないと言っていますが、私は両立すると思います。ただし、睡眠時間が犠牲になりますが。」


「長くても、面白ければ子どもは読むのだということが証明されてうれしい。」


「五歳のときに『はしかのウサギ』という物語を書いて、最初の読者は妹でした。それからずっと作家になりたかったし、いつもなにかを書いていましたが、出版はこれが初めてです。」


「われわれが、死や恐怖に対して恐れをいだくのは、それらを知らないからです。それ以外の何ものでもない。」


「自分の才能を最大限に発揮してなにごとかを成し遂げた人物として、記憶されたいと思います。」


「もしある人の本質を知りたいと思ったら、その人がどのように目下の人や自分より恵まれていない人に接するか観察してごらんなさい。」


「私は本の中のような魔法を信じていません。ですが良い本は読んだ人に素敵な魔法をかけてくれると信じています。」


「人の存在価値は『なにを持っているか』ではなく『どう生きているか』に表れます。」


「人生とは何を手に入れたかや、何を達成したかではないと知って初めて、幸せになれる。」


「あまりにも急激に生活が変わってしまったので、再び受けなければならなかった。それはとても役に立ったわ。数年の間、私は精神的に常に揺れ動いていて、自分がいる場所に何とか追いつこうとしていた。全てが急激に、そして奇妙な感じで変化してしまった。」


「アイディアがたくさんあって、児童小説の一部を執筆済みなの。とても気に入っているから、いつか発表すると思うわ。」


「ハリーはまったく私の想像の世界から生まれたけど、ハリーの親友のロンは、昔のボーイフレンドがモデルです。」


「何に生まれるかよりも何になるかの方がはるかに大切です。」


「もしタイムマシンがあったならば、私は21歳の頃の自分に、幸福な人生とは、成功のチェックリストではないと、教えてあげたい。」


「失敗は、人生において、避けることなどできません。全く失敗しないようにするためには、常に逃げ腰になって、こっそり生きるしかありません。でも、そんな人生など、はじめから失敗です。」


「両親が自分の人生を、間違った方向へ導いたことを、責める時期もあるかもしれません。しかし、人生の舵を取れる年齢になれば、全ては自分の責任です。」


「失敗は不必要なものを、剥ぎ取ってくれるのです。私は、自分を偽るのを止め、持てる全エネルギーを、私にとってもっとも大事だった、「小説」に注ぐようになりました。もし私が他のことで、成功してしまっていたら、本当にやりたかったことで、成功することはなかったでしょう。」


「運命とは、人生を振り返ってみた時に、劇的な結果をもたらした決断に、与えられる名前のこと。」


イギリスの小説家兼脚本家。 『ハリー・ポッター』シリーズの作者として知られる。このシリーズは世界中で反響を呼び幾多の賞を獲得した他4億部以上出版されている。

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