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ミルトン・グレイザーさんの残した言葉【I♥NY】1929年6月26日~2020年6月26日

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「There are three responses to a piece ofdesign – yes, no, and WOW!Wow is the one to aim for.」 (デザインの作品には3種類の反応がある。イエス、ノー、そしてワオ!だ。目標とするのはワオ!だ。) 「To design is to communicate clearly by whatever means you can control or master.」 (デザインするということは、あなたが制御または習得できるあらゆる手段によって、明確に伝えることである。) 「Computers are to design as microwaves are to cooking.」 (電子レンジが料理するためのものであるように、コンピューターはデザインするためのものである。) 「Japanese things always look as if everything’s in the right place; this doesn’t quite look that way.」 (日本のものは、いつでもすべてきっちりはまり過ぎているように見えるんだ。) (無駄や遊びがない) 「間違いなく成功することをやっている時は、新たな発見の可能性という扉を閉じている」 「確実さとは、心の閉鎖です。何か新しいものを作る際は、常に疑問を抱く必要があります」 「I♥NY」のロゴで知られるアメリカ合衆国のグラフィックデザイナーである。 ニューヨークのブロンクス出身。両親はハンガリーからの移民で、ユダヤ教の家庭で育った。 ニューヨークやイタリアで学び、1954年に友人らと共同でデザイン会社を設立する。後に独立し、1977年にニューヨーク州の観光キャンペーンで手掛けた「I♥NY」のロゴはニューヨークのシンボルとなった。 2009年には芸術分野で活躍した個人や団体に贈られる最高栄誉の米国芸術勲章をグラフィックデザイナーで初めて受章。 2020年6月26日、自身の91歳の誕生日に脳卒中のため、ニューヨークで死去した。死因は脳卒中だが、腎臓にも晩年は疾患を抱えていたという。

本多静六さんの残した言葉【公園の父】1866年8月11日~1952年1月29日

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「世の中には濡れ手で粟を掴むような旨いことが、そうザラにあるわけのものではない。手っ取り早く成功せんとする人は、手っとり早く失敗する人である。秦の成功には速成もなければ、裏道もない。あせらず怠らず、長い道を辛抱強く進んでいくよりほかはない。」 「愚鈍な生まれつきでも、努力次第で何事にも成功する。」 「私が平凡愚劣の生まれつきをもって、しかも、なおかつ割合に幸福感謝の長い人生を享楽し得たのもひとえにこれ、早くから自らの『人生計画』を立てて、実行に努力してきたおかげである。」 「人並み外れた大財産や名誉は、幸福そのものではない。身のため子孫のため、有害無益である。」 「人間は活動するところ、そこに必ず新しい希望が生まれてくる。希望こそは、人生の生命であり、それを失わぬ間は、人間はムダには老いない。」 「よき人生は、よき人生計画に始まる。」 「満40才までの15年間は、馬鹿と笑われようが、ケチと罵られようが、一途に奮闘努力、勤倹貯蓄、もって一身一家の独立安定の基礎を築くこと。」 「人生は生ある限り、これすべて、向上への過程でなくてはならない。社会奉仕への努力でなくてはならない。もし老人のゆえをもって、安穏怠惰な生活を送ろうとするならば、それは取りも直さず人生の退歩を意味する。」 「人は気の持ち方一つで、陽気にも陰気にもなり、愉快にも悲しくもなるものである。」 「人が職業を選ぶには、よく自分の体質や性格を考え、師父先輩の意見を尊重堪酌して選ぶべきであるが一度これを決した上は、もはや迷わず、疑わず、専心その業に勉励することである。」 「人の長所を用いれば、世に捨てるべき人物なく、人の短所を責め、完璧を求めれば、天下に用いるべき人物はいなくなる。」 「真の成功には速成というものはない。ただ除々に確実に急がず休まずに進む以外に名案良策はないのである。」 「もし止むを得ず、他人の説や他人の仕事を批評する場合には、必ずその改良案を添えることである。単に人の説を攻撃し、破壊するだけでは、何ら世のためにならないばかりでなく、かえって恨みを買って敵をつくることにより、成功する上で大損である。」 「いかに有為有能な人材でも、一つの仕事に打ち込んで、それを大成せぬ間に他の仕事に眼を移したり、中途で放り出したまま...

伊藤博文さんの残した言葉【初代内閣総理大臣】1841年10月16日~1909年10月26日

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「大いに屈する人を恐れよ、いかに剛にみゆるとも、言動に余裕と味のない人は大事をなすにたらぬ。」 「本当の愛国心とか勇気とかいうものは、肩をそびやかしたり、目を怒らしたりするようなものではない。」 「国の安危存亡に関係する外交を軽々しく論じ去つて、何でも意の如く出来るが如くに思ふのは、多くは実験のない人の空論である。」 「いやしくも天下に一事一物を成し遂げようとすれば、命懸けのことは始終ある。依頼心を起こしてはならぬ。自力でやれ。」 「今日の学問はすべて皆、実学である。昔の学問は十中八九までは虚学である。」 「お前に何でも俺の志を継げよと無理は言はぬ。持って生まれた天分ならば、たとえお前が乞食になったとて、俺は決して悲しまぬ。金持ちになったとて、喜びもせぬ。」 「たとえここ(英国)で学問をして業が成っても、自分の生国が亡びては何の為になるか。」 「われわれに歴史は無い。我々の歴史は、今ここからはじまる。」 「私の言うことが間違っていたら、それは間違いだと徹底的に追及せよ。君らの言うことがわからなければ、私も君らを徹底的に攻撃する。互いに攻撃し議論するのは、憲法を完全なものにするためである。くり返すが、長官だの秘書官だのという意識は一切かなぐり捨てて、討論・議論を究めて完全なる憲法をつくろうではないか。」 「現在の日本は地平線から出たばかりの太陽である。暁の雲から出たばかりの太陽は光が弱く、色も薄い。だが、その太陽はやがて中天までくると、全天に輝きわたる。これと同じように、日本もまもなく世界に雄飛し、日の丸の旗は尊敬の念を持って世界の人々から見られるようになるだろう。」 「誰が撃ったのか。森(秘書官)も撃たれたのか。」 日本の武士、政治家。位階勲等爵位は従一位大勲位公爵。 諱は博文。幼名は利助、後に吉田松陰から俊英の俊を与えられ、俊輔とし、さらに春輔と改名した。号は春畝で、春畝公と表記されることも多い。また小田原の別邸・滄浪閣を所持していたことから滄浪閣主人を称して落款としても用いた。 周防国出身。

新渡戸稲造さんの残した言葉【武士道】1862年9月1日~1933年10月15日

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「ものごとには明暗の両方面がある。私は光明の方面から見たい。そうすれば、自ずから愉快な念が湧いてくる。」 「大学に入って何の職業に就いて、何ほどの月給をもらうかなどということは、そもそも末のことで、もっと大きなところへ到達しなければならない。」 「もっとも勇気ある者はもっとも心優しい者であり、愛ある者は勇敢である。」 「いわゆる十分に力を出す者に限って、おのれに十二分の力があり、十二分の力を出した者が、おのれに十五分の力があることがわかってくる。」 「この世には完全無欠の物もなければ、全然無用の品もない。」 「信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である。」 「大学の教育となってくると単純なる良民ということだけでなく、良民のリーダーを造るのである。」 「武士道精神は損得勘定をとらない。むしろ足らざることを誇りにする。!」 「名誉は『境遇から生じるもの』ではなくて、それぞれが自己の役割をまっとうに務めることにあるのだ、ということに気づいているのは、ごくわずかの高徳の人びとだけである。」 「とにかく物事には明暗の両方面がある。私は光明の方面から見たい。そうすれば、おのずから愉快な念が湧いてくる。」 「武士道は知識を重んじるものではない。重んずるものは行動である。」 「教育の多くは、あるきまり文句を教えられたとおりに機械的にくりかえすことであって、その意味については、若い魂は何一つ解っていないのである。」 「勇気が人の精神に宿っている姿は、沈着、すなわち心の落ち着きとしてあらわれる。」 「バックボーンたる精神を捨てれば、それに代わるものとして登場するのは、目に見える物質主義となるのは必然である。」 「人間は国家より大きい。人間は自分の内に、この世の国や、国家の一切の主張を超越するものを待っている。人間の無限の魂を、国家の限られた枠組の中に閉じ込めることはできない。」 「人間は、それぞれ考え方や、ものの見方が違うのが当然である。その違いを認め合い、受け入れられる広い心を持つことが大切である。」 「近代的な教育制度といっても臆病者を英雄にすることはできない。」 「昔は士というと、一種の階級であった。今はそうではない。社会的の階級でなく、頭の階級である。相当な教育を...

ウィリアム・ジェームズさんの残した言葉【心理学原理】1842年1月11日~1910年8月26日

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「Act as if what you do makes a difference. It does.」 (自分の行ないが変化をもたらすかのように行動しなさい。それが変化をもたらすのだ。) 「Wisdom is learning what to overlook.」 (知恵とは、何に目をつぶるかを学ぶこと。) 「Compared with what we ought to be, we are only half awake.」 (あるべき姿と比べて、私たちは半分しか目覚めていない。) 「The greatest use of life is to spend it for something that will outlast it.」 (一生の最もすぐれた使い方は、それより長く残るもののために費やすことだ。) 「We don’t laugh because we’re happy – we’re happy because we laugh.」 (楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。) 「This life is worth living, we can say, since it is what we make it.」 (この人生は生きる価値があると言えるだろう。なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。) 「There is no more miserable human being than one in whom nothing is habitual but indecision.」 (優柔不断以外の習慣を持たない人間ほど惨めなものはない。) 「The deepest principle in human nature is the craving to be appreciated.」 (人間の本性の最も根源的な特長は、自分を評価して欲しいという欲求である。) 「Believe that life is worth living, and your belief will help create the fact.」 (人生は生きる価値があると信じなさい。その信念が、その事実を生み出すことになる。) 「不快な状況に対峙するなかれ。我慢ならなくとも、受け入れよ。そうするよう心掛ければ、うまくいく。」 「Pessimis...

中村天風さんの残した言葉【天風会】1876年7月20日~1968年12月1日

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「信念、それは人生を動かす羅針盤のごとき尊いものである。従って信念なき人生は、ちょうど長途の航海の出来ないボロ船のようなものである。」 「人生は生かされてるんじゃない。生きる人生でなきゃいけない。」 「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず、正直、親切、愉快に生きよ。」 「絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さを、持っていなければだめなんですよ。」 「鉛は鉛、金は金。鉛に金メッキして、俺は金だというような顔をしなさんな。」 「意志の力の強いっていうのと、強情っぱりと同じにしてちゃあだめだ。強情っぱりっていうのと、意志の力はぜんぜん違うんだよ。乱暴と勇気が違うのと同じようにね。」 「船に乗っても、もう波が出やしないか、嵐になりゃしないか、それとも、この船が沈没しやしないかと、船のことばかり考えていたら、船旅の愉快さは何もなかろうじゃないか。人生もまたしかりだよ。」 「良い運命の主人公になりたかったら、心の中に感謝と歓喜の感情を持つことだ。感謝と歓喜に満ちた言葉と好意は、人生の花園に善き幸福という実を結ぶ。」 「感謝するに値するものがないのではない。感謝するに値するものを、気がつかないでいるのだ。」 「一度だけの人生だ。だから今この時だけを考えろ。過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ。」 「憎い人があろうはずがない。あなた方が何か憎らしいことを考えているだけだ。」 「数ある同僚の中からぬきんでて偉くなる人は、結局、偉くなるべき資格をもっているんです。その資格とは、『誰にも言われなくても、日々毎日、実際に努力している』ことなんです。」 「人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。」 「常に善良な言葉、人を勇気づける言葉、人に喜びを与える言葉っていうような、言葉のみを使っている人、そういう人は心がけなくても、人に幸福を分けている人だよ。」 「土台を考えないでいて、家の構造ばかり考えたって、その家は住むに耐えられない家になっちまうでしょう。人生もまたしかりであります。」 「『俺は運が悪いなあ』と思わないで『ああ、何か...

ルネ・デカルトさんの残した言葉【近世哲学の父】1596年3月31日~1650年2月11日

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「実際に人々が何を考えているのかを理解するには、彼らの言葉ではなく、行動に注意を払えばよい。」 「楽観主義者は何もないところに明かりを見るが、なぜ悲観主義者はいつだってその明かりを吹き消そうとするのだろうか?」 「不決断以外に深く後悔させるものはない。」 「ひとたびでもわれわれを欺いたものを完全には信じないことは思慮深さのしるしである。」 「疑いは知のはじまりである。」 「だれかが僕の感情を害するとき、悪意が届かないように自分の魂を高く上げるんだ。」 「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。」 「精神を向上させるためには、学ぶことよりもより多く熟考していくべきである。」 「自然は人間を嫌う。」 「世界ではなく、自分自身を征服せよ。」 「人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。」 「我思う、ゆえに我あり。」 「架空の喜びはしばしば本物の悲しみよりも価値がある。」 「欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている。」 「難問はそれを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ。」 「秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。大切なのは、それをうまく活用することである。」 「あらゆるものは自明である。」 「真理を探究するのであれば、人生において一度は、あらゆる物事をできる限り深く疑ってみる必要がある。」 「決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだ。」 「怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。」 「最も優れた人間は、最高の美徳だけではなく最大の悪徳も持つ。」 「我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。」 「経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである。」 「理性によってのみわれわれは人間となる。」 「精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ。」 「自分自身の思考を除いて、我々の中で絶対的な力など存在しない。」 「哲学はあらゆることについて、まことしやかな話をし、学の浅い人々の称賛を博する手段を与え...